お祓いで厄年を乗り切る!服装や時期などについて解説

厄年のお祓いを受ける神社

 

人生では何をやってもうまくいかない時期というものがあります。立て続けによくないことが起こる年といわれているのが厄年であり、その厄年を迎えるにあたって「お祓い」を受ける方も多いです。今回はお祓いを受けることのメリットとお祓いを受ける際のコツについて見ていきましょう。

 

人生において、よくないことが立て続けに起きる時期

人生においては悪いことも数多く起こりますが、そのぶんよいことも起こるものです。その割合は一般的に同程度だといわれていますが、中には悪いことばかりが起こる時期もあります。ここからは、その原因にどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

 

八方塞がり

生まれ年の星の位置で状態を判断する九星占いにおいて、よくないことが起こるといわれている年を八方塞がりと呼びます。9年に一度巡ってくるもので、数え年で一の位と十の位の数を足して10になる年齢、例えば19歳や37歳・55歳などがそれにあたります。八方塞がりの年に新しいことを始めたとしても長続きしないといわれており、起業や留学などを控える方も少なくありません。

 

大殺界

六星占術における考え方において12年に一度訪れる時期であり、3年間続くとされているのが大殺界です。また1年のうちの3ヶ月ほど、大殺界にあてはまるともいわれています。こちらの八方塞がりのときと同様に、新しいチャレンジなどはしない方がよいでしょう。

 

本厄

男性の場合は25歳・42歳・61歳、女性の場合は19歳・33歳・37歳・61歳が本厄にあたります。また、その前後の年も本厄と同様に悪いことが起こるといわれており、前厄・後厄と呼ばれています。

 

多くの人が気にしているのは「厄年」

以上のように人生においてよくないことが起こる時期には、原因となっているものがあります。特に有名なのは「厄年」です。八方塞がりや大殺界よりも厄年の方が、より多くの人に認知されています。

厄年や八方塞がり、もしくは大殺界の時期に必ずよくないことが起こるかどうかは、科学的に証明されているわけではありません。科学では説明できない厄年の力によって、さまざまなトラブルが起こっている可能性も否定できません。

 

厄年を平穏無事に乗り切る方法にはどんなものがある?

厄年は悪いことが起こる確率の高い年とされています。そういった厄を単に受け止めるのではなく、できるだけ厄による災難を避けるようにしなければなりません。

そのための方法として、「厄払い」や「厄落とし」、「厄除け」といったものが挙げられます。それぞれが厄による災難を避けるための方法ですが、意味合いがそれぞれで異なります。それぞれがどのようなものなのかについて、詳しく見ていきましょう。

 

厄払いとは?

厄払いとは自分の身に降りかかる災難を払うために行う儀式であり、お祓いや祈祷祈願などといったものがあります。主に神社や仏閣などで行ってもらうもので、新道の考えに沿って行うのが一般的です。人間だけに対して行うものではなく、交通安全を祈願するために車に対して行うこともあります。

 

厄落としとは?

厄落としとは大切にしているものや日常的に身につけているものをあえて落とすことで、自らに降りかかる災難から身を守るという古くからある考え方です。ただし現在では、祈祷やお祓いなどで厄を落としてもらうのが一般的な方法となっています。

 

厄除けとは?

厄落としや厄除けのようについてしまった厄を落とすのでなく、厄がつかないように祈祷をしてもらうのが厄除けです。悪いことや災いが起こらないように、お祓いによって予防をするという意味があります。

 

厄除けのお祓いをしてもらうのはいつがよい?

厄除けや厄払いなどのお祓いには特に期限はなく、いつお祓いをしてもらってもその効果に大きな違いはありません。しかし、厄年が終わるころにお祓いをしてもらうよりは、年初などできるだけ早い時期にしてもらう方がよいでしょう。

一般的にお祓いの申し込みが多くなるのは、お正月から節分までの時期といわれています。厄年が数え年を基準として数えること、また立春を1年のスタートとする旧暦の数え方で捉える人も多くいるからです。お祓いの混雑を避けたい場合は、自分の誕生日・または日柄のよいときを選んで、お祓いをしてもらうとよいでしょう。

 

お祓いしてもらうときの服装は?

お祓いをしてもらうときの服装についても特にルールはなく、普段着で行く方が多いです。神社・仏閣でお祓いをしてもらう場合でも、スーツや礼服などにこだわることはなく、お祓いの効果が変わることもありません。

ただし、神社や仏閣などは神聖な場所ですので、あまりにも露出の多い格好で行くことは避けるようにしましょう。また、派手な装飾品を身につけることも、好ましくありません。

 

まとめ

人生ではよくないことが立て続けに起こる時期があります。その時期は厄年・八方塞がり、そして大殺界のいずれかにあたっていることが多いです。その中でも多くの人に認知されているのが厄年であり、あらゆる災難から身から守るための方法には、厄除け・厄落とし・厄払いなどがあります。

「幸志館よろづ相談」では、各種人生相談を行っております。厄による災難から身を守るためのサポートなども行っておりますので、お困りの際は一度ご相談ください。

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