病院で検査しても原因が見つからない不調で、お悩みではありませんか。体調不調は、生活習慣やメンタル面、あるいは霊が関係しているともいわれているため、すぐに原因を特定するのは難しいといわれています。ひとつの症状が長引く方もいれば、複数の症状が現れる方もいます。
今回は、原因がわからない体調不良について、考えられる原因と対処法を解説します。病院に行っても症状が改善しないという方は、参考にしてみてください。
原因がわからない不調の症状とは?
体調不良で病院に受診しても、原因がわからなければ、対処法がありません。体調が悪いと訴えているにもかかわらず検査をしても原因がわからない場合、病院では「不定愁訴」と呼ぶことが多いです。本人が症状を訴えても原因が特定できないため、具体的な治療をしてもらえないケースもあります。
本人が自覚する主な症状は、以下のようなものです。
- 倦怠感
- 冷え
- 頭痛
- めまい
- 肩こり
- 便秘
- むくみ
- 不眠症
- のぼせ
そのほかにも、イライラや落ち込みなど、感情の浮き沈みが激しくなることも特徴です。調子が悪いことを周囲から理解してもらえないことも、不定愁訴の苦しいところといえます。周りからは「怠け病」「仮病」「甘えている」などと言われやすいため、人に相談しにくいところも悪循環につながっているかもしれません。
原因不明の体調不良はなぜ起こるのか?
原因が特定できない不調には、以下の3つが関係しているといわれています。
- 自律神経の乱れからくる不調
- 副腎疲労による疲労
- 霊障と呼ばれる現象
自律神経の乱れからくる不調
生活リズムの乱れやストレス過多によって、自律神経のコントロールができなくなることを「自律神経失調症」といいます。自律神経は、日中の活動時に働く「交感神経」と、夜から朝にかけて休息時の「副交感神経」があり、体のあらゆるところの機能調整を行っています。
仕事や人間関係などで強いストレスがかかると交感神経が働きやすくなり、副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。この状態が続くと「夜眠れなくなる」「さまざまな器官に悪影響が出る」などの症状が出やすくなります。主に以下のような症状が出やく、同時に複数現れることも珍しくありません。
- 倦怠感や疲労感
- めまい、耳鳴り、頭痛
- 肩こりや手足のしびれ
- 口やのどの違和感
- 汗が多くなる
- 便秘や下痢が多くなる
- 動悸、息切れ、息苦しさ
- ほてりや微熱の状態が続く
副腎疲労による疲労
副腎は腎臓の真上についている臓器で、ホルモンの分泌や栄養素の代謝、ストレスのコントロールなど重要な役割があります。しかし、生活リズムの乱れや強いストレス状態が続くと、副腎疲労を起こしてしまいます。副腎疲労になるとホルモンの分泌や栄養代謝、ストレスコントロールなどの機能が働きにくくなるのが特徴です。
アメリカでは「アドレナル・ファティーグ」と呼ばれており、30年以上前からさまざまな研究が進んでいます。副腎疲労は日本での認知度が低いため、症状だけを見て、適切でない診断をされてしまうことも少なくありません。自律神経失調症に似ている部分も多く、以下のような症状が現れやすくなります。
- 起きるのがつらい
- 体が重くだるい
- 緊張しやすい
- パニックを起こしやすい
- めまいやふらつきがある
- 何をやっても楽しくない
- 憂うつでやる気が起きない
- 眠っても疲れがとれない、または眠れない
- 記憶力や集中力が低下し、頭が働かない
- 原因不明のじんましんや湿疹、関節痛などが起こる
霊障と呼ばれる現象
自律神経失調症や副腎疲労など、心身のバランスが崩れているケースのほかには、霊による影響も考えられます。霊による原因不明の体調不良は「霊障」と呼ばれていますが、科学的に解明されていません。身の回りに嫌な気配を感じたり、気分が落ち込むことが多かったりする方は、霊障の可能性も考えられます。
主な症状には、以下のようなものがあります。
- ひどい頭痛がある
- イライラすることが多い
- ラップ音が聞こえる
上記の症状で受診した場合は、精神疾患と判断されるケースも多いです。霊障が原因の場合は除霊が必要なため、霊の専門家に相談するようにしましょう。
原因不明の体調不良が続くときの対処法
ここからは、原因不明の体調不良が続くときの対処法を3つご紹介します。原因のわからない不調は人に理解されにくく、大きなストレスになりやすいのが特徴です。ストレスが悪循環を生んでいる可能性もあるため、無理せずできることからはじめていきましょう。
生活リズムを整える
自律神経の乱れが原因で体調不良を起こしている場合は、生活リズムを整えることで改善する可能性があります。具体的には以下のようなものです。
- 毎日決まった時間に就寝、起床する
- 睡眠時間を7~8時間とる
- 食事は寝る3時間前までに済ませる
- 朝9時までに日光を浴びる
とくに、決まった時間に起きて日光を浴びる習慣は、「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。セロトニンには精神を安定させ、脳を活発に働かせるなどの役割があります。また、自然に眠気が起こり、体内時計を整える「メラトニン」の分泌にも関係しているのも特徴です。朝の散歩はストレス発散にもつながるため、できる範囲でやってみましょう。
霊の専門家に相談する
霊障の症状には、耳鳴りや変な音が聞こえるなどがあり、不安や恐怖が強くなる傾向があります。とくに、「自殺したいと考えてしまう」「犯罪願望がある」など、少しでもおかしいと思ったときは、早めの対処が必要です。
霊障にかかっている場合は、薬などで改善することは難しくなります。霊障だった場合は放置するのは危険なため、信頼できる専門家に相談してみましょう。
まとめ
体調不調の原因がわからないと大きなストレスがかかり、悪循環が生まれてしまいます。まずは生活リズムを整えて、ストレスを溜めないように心がけましょう。
生活習慣を変えても原因不明の症状が続く場合は、霊障の可能性が考えられます。自分だけの判断は難しいため、「幸志館よろづ相談」にご相談ください。霊障かどうかを見極めて、症状の改善に努めていきます。